
日曜日は恒例の仕入れ日です。
今日は本当にあったかくて、汗をかきかき楽しい品定めです。
存分に買い物をした帰り、出口付近の店で、
古ぼけたうちわを数点売っているところに通りかかりました。
一番手前には、古ぼけていい感じの飴色になった水うちわが。
外人の2人組が、それを指差して店主の兄さんに質問しています。
ここは外人がとっても多いところ。
外人「ハウマッチイズザット?」「スリーサウザンイェン?」
残念なことに、兄さんに後半の部分は通じてません。
兄さんは、いちおうこの外人たちが水うちわの事を聞いてる
というのは、彼らが指を指してるのでわかっています。
兄さん「これー・・穴が開いてるんで・・・(あいまいな苦笑)」
どうやらこれは穴開いた品なので、他のものはいかが?と他のうちわを渡そうとします。
でもそれらは普通のうちわで水うちわではない物。
穴といっても、下の方が微妙に破れているだけで、
見た目も使い勝手にも問題ないようなものです。ステキ。
私は人ひとり離れてやり取りを見守ってました。
私の同行人「どうしたの、もう帰るんでは?」
私「いや、あの水うちわ、いくらなのか私も知りたい。水うちわってて新品だとそこそこ値段するんだよね」
同行人「へーそうなの」
1000円でもしたら買うつもりはありませんでした。
もうすでに色々散在していたので、残金ありません。
外人はまだスリーサウザンイェン(でどうか)と聞いてますが、
兄さん、穴の開いたものは売りたくなさそうな苦笑顔。
そしていくらでのオファーを彼らがしているかは未だまったく通じてません。
それにしても、穴が気になるならなぜ一番手前においておくのか・・・
すると、私の隣にいたおばさんが口を出してきました。
お客の1人だと思っていたら、兄さんの家族のようです。
おばさん「ねえねえ、この子もいくらか知りたいってさ!」
兄さん「うーん、穴、開いてるよ・・・これ(苦笑)」
おばさん「いいから、穴は!それでいくらなの?」
兄さん「いいの・・・?じゃあ、100円で・・(激しく申し訳なさそう)」
おばさん「100円だって(にっこり)」
私「ではいただきます」
かくしてステキな古い水うちわは、私のもとへ100円でやってきたのでした。
このやり取りの時には、外人たちはあきらめて離れかけていたのですが、見ていたらどう思ったでしょうね。
自分らにはいくら聞いても煮えきらず、ヒラヒラと別の方で売買していたら。
見えていたかも、しれません。
でも「コレイクラデスカ?」「サンゼンエン?」くらいは
憶えてみよう、外人たち。
私が海外に行ったら現地語を必死に叩き込んで準備しますよ。
この夏、この涼しげな水うちわで夏を乗り切ろう、と思います。
非売品です、私物ですので。
※関係ないけど追記
昨日の写真、店内レイアウトが変わったので変更しました。

